肺結核 |
結核菌が肺で繁殖することによって、慢性の肺炎が起こります。主な症状は、2週間以上、咳や痰が続く、血痰、喀血する、微熱がある、だるい、やせる、食欲不振など。でも、これらの症状は慢性気管支炎、肺化膿症、気管支拡張症 肺炎などでも出るため、正確な診断のためには検査が必要です。 |
肺炎 |
のどの痛み、熱、鼻水などの風邪に似た症状にはじまり、高熱、ひどい咳、たん、血痰が続き、胸痛、息苦しさを伴います。その原因は、病原微生物が肺のいちばん奥にある肺胞にまで入り込み、増殖して肺の組織を侵すためです。抗生物質を使用することによって、細菌性の肺炎の多くは治療がしやすくなりましたが、抵抗力が弱い乳児、高齢者、術後の人などにとっては致命的な病気となることもあります。 |
肺がん |
がんの中でも死亡率が一番高い肺がん。その原因の多くは喫煙と関係しています。肺がんは、初期には咳や痰の症状もありますが、他にはあまり症状がなく、早期発見が難しい病気だと言われています。症状としては、血痰が出たり、胸痛、上腕痛、顔が腫れるなどがあります。 |