概 要 | SSLとは、「Secure Socket Layer」の略で、情報を暗号化して安全な通信を行うための技術です。SSLを使用することによって、個人のプライバシーに関わる情報を第三者に見られることなく、安全にやり取りすることができます。 |
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暗号化の必要性 | 現在インターネットでは、使用されている通信手段に「暗号化」の規定が一切ありません。そのため、悪意と技術を持った第三者が容易に中身を覗くこともできるのです。 そもそも、インターネットというのは多くのネットワークを接続した巨大ネットワークであるため、情報はその中のネット(網)を経由して各端末に届けられています。したがって、通信相手が遠ければ遠いほど中継地点は多くなり、それだけ覗かれる可能性も高くなるわけです。そしてその経由地点は、自分の全く知らないところである場合も少なくなく、プライバシーに関する情報を送受信する場合は十分に注意が必要です。 |
安全性 | 暗号化された情報を正しく見られるようにするためには、暗号を解く鍵が必要になります。ですから、有限の鍵を一つずつ試していけばいつかは正しい鍵が見つかります。 そのため、いくら暗号といっても絶対に不正解読不能なものは存在しませんが、正しい鍵を見つけるまでの時間を非常に長いもの(たとえば1000年)にすることで、暗号の目的を十分に達成し、高い安全性を保っています。 |
SSLを使うには | SSL対応のブラウザがあれば他は何も要りません。また、そのようなブラウザでは自動的にSSLが使われるため、わざわざ特別な設定をする必要もありません。 |