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γ-GTPって?
γ-GTP(ガンマ・グルタミントランスペプチターゼ)とは、GOT、GPTと同様に、血液中に含まれる微量酵素の一種。
たんぱく質を分解する酵素で、腎臓、すい臓、小腸、肝臓などに多く存在します。腎臓やすい臓、小腸が破壊されても血液中にはほとんど漏出しないのですが、さまざまな肝障害やアルコール摂取で合成が増え、肝臓でも活性が増加するため、特にアルコール性肝障害には欠かせない、いわゆる酒飲みのための肝機能検査としても有名です。
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あなたの検査値は?
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男性:60IU/l以下 女性:30IU/l以下 |
(※基準値は医療機関・検査方法により異なります)
思春期のころまでは、10〜30IU/lと低値ですが、成人になるにつれて増えていきます。
また、女性ホルモンにはγ-GTPのはたらきを抑えたり、肝臓でγ-GTPが作られるのを抑える作用があるため、女性のほうが正常値は低値になっています。
検査のときは、お酒による影響が大きいので、検査前日の飲酒は控えるようにしましょう。 |
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