インスリン依存型 |
インスリンをつくるすい臓に問題があるケース。インスリンが少ない場合と、インスリンの調節力が悪い場合があります。先天性のものが多く、小児や若い人が比較的急激に発病することも。治療には、インスリン注射が欠かせません。日本では、糖尿病患者数の約3〜5%程度がこのタイプだと言われています。 |
非インスリン依存型 |
インスリンの分泌は正常だが、糖が必要以上に供給される場合。糖尿病の約95%がこのタイプで、成人になってから発病することが多く、加齢、肥満、食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣が主な原因です。インスリン依存型がウィルス感染や自己免疫などに関係して発症するのに対し、インスリン非依存型は体質遺伝も大きく関係しているので、近親者、とくに両親が糖尿病患者ならば発病する可能性は高くなります。 |
2次性糖尿病 |
ほかの病気が原因で起こる糖尿病。すい炎でインスリンをつくる細胞が損傷を受けた場合や、インスリンのはたらきを妨害するステロイドホルモン(膠原病や気管支喘息で用いられる薬)の投与によって誘発されることもあります。 |